アートと店舗、街をつなぐ。Filerラッピング電車が走り始めました
滋賀・大津の「なぎさのテラス」に店舗を構える Filer cafe & goods store のラッピング電車が、京阪電車・石山坂本線で運行を開始しました。
今回ビジュアルを手がけたのは、イラストレーターのサイトウユウスケさん。
Filerが持つ世界観を、日々多くの人が利用する「電車」という大きなメディアへ展開するプロジェクトです。

店舗の世界観を、街の中へ
Filerは「琵琶湖のほとりの、かばん屋」をコンセプトに、昨年の8月に直営店をOPENしました。
今回のプロジェクトでは、店舗の広告を電車に掲出するだけではなく、ブランドの世界観そのものを、2両編成の車両に広げることを意識しました。
琵琶湖の自然を感じさせるカラーリングをベースに、サイトウユウスケさんが描く人物や猫が車体の各所に登場します。
電車を見る角度や乗降する場所によって、異なるイラストと出会える構成になっています。


サイトウユウスケさんのイラストを、車体というキャンバスへ
今回、アーティストとして参加いただいたサイトウユウスケさんのイラストは、人物の表情や佇まいに物語を感じさせるのが特徴です。
一枚の広告ビジュアルとして完結させるのではなく、長い車体の中に複数の人物やシーンを配置することで、車両全体をひとつの作品のように見せることを目指しました。
窓や扉、車体の構造そのものもビジュアルの一部になります。
完成した車両を実際に見ると、紙や画面上で見るイラストとはまた違ったスケールと存在感があります。


広告ではなく、「場所へ行ってみたい」と思うきっかけをつくる
今回の仕事で大切にしたのは、 Filer cafe & goods store という店名を知ってもらうことだけではありません。
電車を見た人が、
「これは何だろう」
「この絵、いいな」
「Filerってどんな店なんだろう」
「一度行ってみたい」
と、次の行動につながること。
広告をただ情報として見せるのではなく、アートを入口にして、人と場所の間に新しい接点をつくる。
これはN ARTがこれまで取り組んできた仕事でも、大切にしている考え方です。

アートを、企業やブランドの新しいコミュニケーションに
N ARTでは、アーティストを起用した企画や展示だけでなく、企業・ブランドが持つ背景や目的を整理し、そのプロジェクトに適したアーティストや表現方法を考えるところから取り組んでいます。
今回のような交通広告も、そのひとつです。
アートを「飾るもの」としてだけではなく、
ブランドの世界観を伝えること。
場所の魅力を届けること。
人の記憶に残るきっかけをつくること。
そのための手段として活用できると考えています。
店舗、商業施設、ブランド、地域など、アートやアーティストとの取り組みをご検討の方は、お気軽にN ARTまでご相談ください。
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